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NTT社長、会食認める 総務省接待「認識甘く」

(更新)
総務省幹部への接待問題で説明するNTTの澤田純社長(15日、参院予算委)

NTTの澤田純社長は15日の参院予算委員会に参考人として出席し、国会議員や総務省幹部らとの会食を認めた。総務省幹部に国家公務員倫理規程に反する疑いがある接待をした点は「認識に甘さがあった」と明言した。

NTTが2020年9月に発表したNTTドコモの完全子会社化の話題が出たことは否定した。「検討を始めた20年4月以降は守秘を徹底している。インサイダー情報そのもので、どなたにも話していない」と語った。

総務省幹部との会食で携帯電話料金の話題が出たか問われ「私から料金の話を出すことはない。料金は事業者が判断するものだ」と述べた。菅義偉首相は携帯電話料金の引き下げと接待問題を結びつけるのは「飛躍しすぎだと思う」と訴えた。

澤田氏は官僚への接待を3件明かした。18年に谷脇康彦前総務審議官、当時総務審議官だった鈴木茂樹前総務次官とそれぞれ会食したと説明。当時総務審議官だった山田真貴子前内閣広報官との20年の会合は総務省側から打診があり、食事の機会を申し出たと言明した。

政治家との会食は「議員が公表したことはおおむね事実だ」と話した。自民党の野田聖子幹事長代行ら複数の議員が総務相や総務副大臣在任時に会食した事実をすでに認めている。

首相や武田良太総務相との会食の有無は「上場企業の社長がどなたと会食したか否かを公開すると事業に影響がある」と回答を避けた。首相と武田氏は「国民から疑念を招く会食に応じたことはない」などと主張した。

放送事業会社「東北新社」の中島信也社長は参院予算委で官僚への接待を陳謝した。同社に勤務する首相の長男について「総務省官僚との接待要員にいたのではない」と指摘した。

延べ39件に及んだ接待を巡り「懇親を図るためで働きかけなどの目的は確認されていない。(出席者は)顔つなぎだと言っていた」と説明した。

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