首相、原発「すべて正常」 「余震に備え」呼びかけ

菅義偉首相は14日未明、福島・宮城両県で震度6強を観測した地震による被害について「津波の心配はなく、原子力関係もすべて正常だ」と説明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
人的被害については「今のところ大きな報告はない。人命第一にしっかりと対応したい」と述べた。
14日午前9時に開く関係閣僚会議で「状況の報告を受けてさらにしっかり対応していきたい」と語った。揺れが大きかった地域の人たちに向け「深夜なので出歩かず、余震に備えてほしい」と呼びかけた。