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慰安婦判決「国際法違反、是正を」 茂木氏、韓国に抗議

(更新)
訪問先のブラジルで共同記者発表に臨む茂木外相(8日、ブラジリア)=外務省提供

茂木敏充外相は日本時間9日、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と電話し、日本政府に旧日本軍の元従軍慰安婦への賠償を命じたソウル中央地裁判決に抗議した。「韓国が国家として国際法違反を是正するために適切な措置を早急に講じるべきだ」と訴えた。

ブラジルを訪問中の茂木氏がオンラインで記者団に明らかにした。

茂木氏は協議で「極めて遺憾で断じて受け入れられない」と伝えた。「事態は急速に悪化する懸念が高まっている」とも指摘した。

韓国側の発表によると、康氏は日本政府側に過度な反応を自制するよう注文した。両氏は外交当局間で2国間の懸案事項について意思疎通を続ける考えで一致した。電話は20分間程度だった。

茂木氏は記者団に「国際法上も2国間関係上も到底考えられない異常な事態が発生した」と語った。

対抗策として国際司法裁判所(ICJ)への提訴を検討するか問われ「あらゆる選択肢を視野に入れて毅然と対応していきたい」と主張した。

ソウル中央地裁は8日、原告12人(故人含む)に対し1人当たり1億ウォン(約950万円)を支払うよう日本政府に求めた。

日本は国家は外国の裁判権に服さないとする国際法上の「主権免除」の原則に基づいて審理を欠席してきた。地裁はこの原則が適用されないと判断した。日本政府は韓国の裁判権に服することになるため控訴は検討しない方針だ。

茂木氏は「国際法に違反する、常識では考えられない判決が出された。却下されることがスタートだ」と言及した。

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