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G7が開幕 コロナ・中国議論 世界経済回復に貢献  

(更新)
G7が開幕し、記念撮影に臨む各国首脳(11日、英コーンウォール)=AP

【コーンウォール(英南西部)=三木理恵子】主要7カ国首脳会議(G7サミット)が11日午後(日本時間同日夜)、英国で開幕した。日米欧の首脳が2年ぶりに対面で討議する。新型コロナウイルスや地球温暖化、中国などへの対応を話し合う。

議長を務めるジョンソン英首相は討議の冒頭で、新型コロナに関し「世界は我々が直面した最も悲惨なパンデミック(世界的流行)を経験している」と指摘した。

「1年半ほどの間に犯した過ちを繰り返さない必要がある。経済は回復させねばならないし、非常に力強く立ち直る可能性がある」と述べ、世界経済の復調にG7として貢献する意向を示した。

11~13日の日程で最終日に首脳宣言を出す予定だ。2020年は新型コロナの感染拡大で対面のサミットは開催しなかった。菅義偉首相やバイデン米大統領は対面では初めてのサミットになる。

新型コロナの感染収束に向けて途上国などへのワクチンの配分を議論する。英政府は10億回分のワクチンを世界各国に供与すると合意する見通しだと発表した。22年12月までに世界の成人の8割に接種する計画を確認する見込みだ。

安全保障や経済、人権など、様々な分野での中国の行動を集中的に討議する時間を設ける。南シナ海や東シナ海への海洋進出、台湾への軍事的圧力、新疆ウイグル自治区の人権侵害を取り上げる。

G7で足並みをそろえて中国に対応を迫る。中国の広域経済圏構想「一帯一路」に対抗する枠組みを検討する案も浮上している。

50年に温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」にG7で取り組む。東京五輪・パラリンピックの開催もG7として支持する方向だ。

11日、G7サミット出席のため英国に到着した菅首相=AP

新型コロナからの世界経済の回復、デジタル課税や自由貿易の推進など、経済分野の認識も共有する。

G7は民主主義や自由経済といった価値観を共有するグループだ。トランプ米政権下では米欧の主張が対立した。今回はG7が結束して世界的な課題に取り組む姿勢を示す。

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