安倍晋三元首相の山口県民葬、昭恵夫人があいさつ
式次第を発表、細田博之氏らが追悼の辞

山口県は7日、下関市の県国際総合センター「海峡メッセ下関」で15日に実施する安倍晋三元首相の県民葬の式次第を発表した。細田博之衆院議長ら4人が追悼の辞を述べ、遺族を代表して妻昭恵さんがあいさつする。
県民葬は県や県議会、自民県連など7団体でつくる葬儀委員会と安倍家、後援会が主催し、村岡嗣政知事が葬儀委員長を務める。追悼の辞は他に村岡氏と柳居俊学県議会議長、友人代表の伊藤昭男後援会長が読む。
15日午後2時に始まり、約2千人が参列する見込み。県によると、国会議員は現職、元職計約110人。台湾からの約100人や、米国、韓国の関係者の出席も予定している。岸田文雄首相にも案内状を送っているが、欠席するとみている。
また県民葬費用6300万円を盛り込んだ県の補正予算が7日の県議会本会議で可決、成立した。県によると、自民県連なども費用を負担するため、実際の県の支出は半額程度になる見通し。〔共同〕
2022年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの路上で発生した安倍晋三元首相銃撃事件。亡くなった安倍元首相の国葬が9月27日に日本武道館で行われました。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来、戦後2例目。最新ニュースや速報をまとめました。