尖閣「危害射撃」政府見解を整理へ 有識者に聞く
中国海警法1カ月 領海侵入、4年半ぶり高水準
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中国が海警局を準軍事組織に位置づける海警法を施行して1カ月が過ぎた。公船が沖縄県・尖閣諸島周辺で挑発を繰り返し、2月の領海侵入日数は6日と月間で4年半ぶりの高水準だった。日本政府は海上保安庁や自衛隊が「危害射撃」の可能なケースを整理するなど対応を急ぐ。
自国の領海内でも外国公船にあらゆる権限を行使できるわけではない。一方で国連海洋法条約は「無害ではない通航」であれば「必要な措置」をとることができる...
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