グリーン国債、ドイツ低利発行で脚光 日本は遅れ
(更新) [有料会員限定]
お金の使い道を環境関連に絞ったグリーン国債の発行が世界で急増している。ドイツが2020年9月に初起債し、英国も21年中の発行を表明した。消極的だった米国もバイデン政権の誕生で風向きが変わりそうだ。環境に配慮する投資家の需要も旺盛で利回りが低く抑えられる例も目立つ。費用対効果を見極めようと慎重な日本は周回遅れとなる懸念もある。
金融情報会社リフィニティブによると、20年のグリーン関連の国債や政府機関...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1386文字