健保組合、従業員に二重苦 半数は負担割合上昇
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大企業の従業員が加入する健康保険組合の財政悪化が進み、個人の保険料負担が増している。2009~19年度の間に、約半数の健保組合が従業員の負担割合を引き上げ、企業分の割合を下げていたことがわかった。全体の保険料率も上がり、10年間で1人あたり平均年間保険料は約13万円増えた。料率と負担割合が同時に上昇して家計に二重のしわ寄せがいき、賃上げ効果をそいでいる実態が見えてきた。
健保組合財政が悪化してい...
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