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KDDI、エンタメに「ブレインテック」活用

KDDIは2日、脳科学とIT(情報技術)を組み合わせた「ブレインテック」をエンターテインメントやヘルスケアの分野で活用する実証実験を実施したと発表した。音楽イベントで音楽を聴いた時の脳の反応をリアルタイムで映像化する演出などを試みた。今後は実験結果を活用し、同様の演出や、脳波のデータを使ってリラックス状態を最適化する瞑想(めいそう)アプリの開発などを進める。

実験は1月下旬から3月末に実施した。音楽を聴きながら脳波が測れるイヤホンを開発するVIE STYLE(ヴィースタイル、神奈川県鎌倉市)と共同で取り組んだ。同社のイヤホン型脳波計「VIE ZONE(ヴィーゾーン)」を使った。

音楽イベントでDJと観客にVIE ZONEを装着してもらった。脳波データを基に音楽を聴いたときの感動やリラックス状態などの脳の反応を映像化し、会場内で映し出す演出に使った。新型コロナウイルス禍で大勢の人が同じ場所に集まるのが難しいなか、DJと観客が離れていても互いの精神状態を目に見える形で共有することで、ライブを楽しめる可能性を示した。

音楽を聴きながら瞑想したときの脳波の動きを計測する実験では、好きな音楽を聴くことでよりリラックス効果が高まることが分かった。

今後はこの結果を新サービスの開発に生かす。実験と同様のイベント演出の導入を検討している。読み取った脳波に応じて、よりリラックスできる映像や音楽に自動的に切り替える瞑想アプリの提供も想定する。データを瞬時に取得して解析し、リアルタイムにコンテンツに反映する必要があるため、高速通信規格「5G」の活用も検討している。

(木村梨香)

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