中銀の抑制策、いばらの道 米インフレと金融政策
マーカス・ブルネルマイヤー プリンストン大学教授
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ポイント
○耐久消費財の需要増とエネルギー高響く
○金融引き締めは緩慢でも拙速でもリスク
○日本は今後も大幅なインフレ回避の公算
○耐久消費財の需要増とエネルギー高響く
○金融引き締めは緩慢でも拙速でもリスク
○日本は今後も大幅なインフレ回避の公算
米国、欧州、南米、さらにアジアの一部でも、この1年でインフレ見通しが大幅に変化した。インフレ率の上昇は、日本にもいくらかは影響を及ぼしている。
この状況に至る前には、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)などの主要中銀は金融政策枠組みの戦略的な見直しに取り組んでお...

マクロ経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。
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