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市川海老蔵、Clubhouse発の歌舞伎舞踊 新作披露へ

「1月末にClubhouse(クラブハウス、音声SNS)を始めたら、あっという間に2000~3000人が集まった。そこで、(新型コロナウイルス禍に)我慢を続けている皆さんに、何か楽しいことを提供したいという話になりました」とうれしそうに話すのは歌舞伎俳優の市川海老蔵だ。こうして創作した新作歌舞伎舞踊「KABUKU」を、東京の明治座(5月29、30日)と京都の南座(6月4~13日)で開催する公演「海老蔵歌舞伎」で披露する予定だ。

新作の題材のひとつは、江戸末期に流行した踊り「ええじゃないか」だという。その時代の人間が舞台に登場する一方で「時空を超えて、渋谷のスクランブル交差点で、私が六方を踏む(歌舞伎の勇壮な所作)場面も出てくるようなものを考えています」。Clubhouseを利用することで、新しいアイデアが生まれる。加えて「プロセスエコノミーというのか、創作の過程を体験してもらう機会にもなる」と感じるという。

もうひとつの演目は、古典の「実盛物語」。平家の絶頂期、琵琶湖のほとりの百姓家にかくまわれている源氏方の子(後の木曽義仲)の詮議をする斎藤実盛が、その子を救う物語だ。知勇兼ね備えた実盛の役は海老蔵、長男の勸玄は、やはりこの百姓家で育った太郎吉をつとめる。

子役が活躍する演目で、海老蔵自身も9歳のとき父の十二代目団十郎と共演した。勸玄も8歳になり「そろそろやっておかねば」と考えたという。京都の南座に、勸玄とともに出演するのも初めてだ。「彼の母と鴨川べりを自転車で走った思い出もあるので、公演の合間にそこを勸玄と歩けたら」

(瀬崎久見子)

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