この記事は会員限定です［社説］投資家に選ばれる株式市場に変わる時だ
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2021年の株式市場は閉塞感が強まるばかりの1年だった。
30日の大納会の日経平均株価は2万8791円で取引を終えた。年間では1347円（5%）高と3年連続の上昇となった。
それでも市場の雰囲気が沈みがちなのは上値の重さがめだったからだ。2月に日経平均は30年半ぶりに3万円台を回復したが、勢いは持続せず、史上最高値の更新を続ける米欧株との差は開いた。9月の菅義偉前首相の退陣表明で一時急騰したが、...
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