日英がこだわる自由なアジア TPPで「貿易分断」に一石
編集委員 下田敏
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環太平洋経済連携協定(TPP)に参加する11カ国は31日に英国の新規加盟で合意する。英国の加盟の動機が欧州連合(EU)離脱後のアジアシフトにあるのは確かだが、伝統的な自由貿易へのこだわりと、日本が主導する高度な貿易・投資ルールづくりという価値観の一致が大きな推進力となった。大国の覇権争いで貿易やサプライチェーン(供給網)の分断が進むなか、中間勢力ともいえるグローバルサウス(南半球を中心とする途上...
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