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旭化成名誉フェロー 吉野彰(27)家族

11人そろって受賞旅行へ 分かち合った喜び 感謝の証しに

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スウェーデン・ストックホルムで開かれるノーベル賞の授賞式や晩さん会は、欧米流に夫婦同伴で出席する。私の受賞旅行には妻のほか長男、長女と次女のそれぞれの夫婦、長女の義父母、孫2人に加わってもらい、総勢11人の大所帯になった。皆が北欧での滞在を楽しんでくれた。

自然科学分野のノーベル賞受賞者はたいてい大学などアカデミアの研究者だ。学者の世界は師弟関係を大事にし、世話になった先輩や同僚を授賞式に招く。...

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吉野彰

スマートフォンやパソコンなど私たちの身の回りの様々な機器を動かしているリチウムイオン2次電池。これを開発し2019年のノーベル化学賞に輝いたのが旭化成名誉フェローの吉野彰さんです。手がけた研究テーマがなかなか実らない苦しい時期に運命的に出合った「電気を通す樹脂」。そこから電池開発に乗り出すも、次から次へと難題が持ち上がり――。諦めない精神と柔軟な発想で道を切り開いてきた、希代の企業研究者の物語です。

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