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劇団四季「アナ雪」24日開幕 前売りは新記録

けいこ場で「ありのままで」を熱唱するエルサ役の岡本瑞恵=劇団四季提供

新型コロナウイルスの影響で開幕が約9カ月遅れたミュージカル「アナと雪の女王」の日本公演が6月24日からJR東日本四季劇場[春](東京・港)で始まる。2018年に米ブロードウェーで初演されたディズニーによる舞台を劇団四季が上演するもので、5月30日のチケット販売数は23万9千枚に達した。一般発売初日としては劇団史上最高の記録といい、観客の期待は高い。原作のアニメ映画は世界的に大ヒットし、ヒロインの1人のエルサが「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を歌う場面では、映画館の観客が共に合唱するほどの人気だった。

原作映画と、舞台版には違いもある。日本公演のため来日したエイドリアン・サープル演出補は「舞台版は、映画よりも楽曲やダンスの場面が多く、人間関係が丁寧に描かれている」と説明する。閉ざされた世界で育った姉妹が、愛を知り、自らを解放する物語は「コロナ禍の今こそ見てもらいたい」とエルサ役の三井莉穂は話す。日本公演の延期はやむをえない状況ではあったが、それによって「外出自粛」の社会と作品のテーマがより深くリンクしたという解釈だ。エルサ役は三井と岡本瑞恵、その妹のアナ役は町島智子と三平果歩の、それぞれダブルキャストになる。初日が延期になった分、4人とも、役について議論し理解を深めてきたという。

劇団四季は昨年、年間総公演数の3分の1を中止し、クラウドファンディングで寄付も募った。「アナ雪」は劇団存続のためにも重要な公演といえる。

米ブロードウェー公演はロングランとなったが、コロナ禍を機に終了した。米国内のほか、オーストラリアのシドニーでも上演され、今後は英ロンドンや独ハンブルクでも上演される。

(瀬崎久見子)

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