長期停滞、対症療法脱却を
小林慶一郎・慶応大学教授
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ポイント
○少子高齢化とバブル後の政策対応が問題
○ゼロ金利もリスク回避を過度に助長した
○財政と金融の一体改革を段階的に進めよ
○少子高齢化とバブル後の政策対応が問題
○ゼロ金利もリスク回避を過度に助長した
○財政と金融の一体改革を段階的に進めよ
インフレと賃上げの本格化とともに、安定的な2%のインフレという金融政策目標がいよいよ達成できるかもしれない。しかし国内総生産(GDP)の低成長の要因が分からなければ、インフレが定着しても、成長率が高くなるとは限らない。本稿では過去30年におよぶ長期停滞の要因と、その対策を探っ...

経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。
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