世論の的確な把握、大前提 外交・安保政策の針路
堀内勇作・ダートマス大学教授 多湖淳・早稲田大学教授
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ポイント
○自衛隊に比べ在日米軍に対する信頼低い
○現実の有事に関する世論を探るのも重要
○広報外交によるソフトパワーの意義増す
○自衛隊に比べ在日米軍に対する信頼低い
○現実の有事に関する世論を探るのも重要
○広報外交によるソフトパワーの意義増す
外交と安全保障を巡る意思決定に際して、議員や官僚、ジャーナリストは「世論の現在地」を的確に把握しているだろうか。個人的な経験や推測に基づき議論を展開するケースが多いのではないだろうか。
筆者は国内外の共同研究者と、様々な世論に関して数多くの統計データ分析を行い、国際学術誌に研...

経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。
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