半導体が壊す世界秩序 日欧に広がる米輸出規制の波紋
編集委員 太田 泰彦
[有料会員限定]
米政府が昨年10月、半導体の中国向け輸出に強烈な縛りをかけた。中国が加速させる軍事のデジタル化を食い止めるのが狙いだ。米国と同盟関係にある日本と北大西洋条約機構(NATO)加盟国は、米国を追って同レベルの輸出規制を講じなければならない。その結果として、日本企業はこれまで依存してきた巨大な中国市場を失うことになる。
バイデン政権のバズーカ砲
「製造装置の中国ビジネスを吹き飛ばすバズーカ砲」。半導...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。