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脱炭素時代、自動車の未来は 「経済教室」まとめ読み

日本は2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとする、脱炭素社会の実現に向けた目標を掲げました。目標達成に向けて重要な役割を占めるとみられるのが自動車です。金属、樹脂などの素材から駆動力を生み出す化石燃料まで、いわば二酸化炭素の塊ともいえるのがクルマです。どのような変革が必要なのか、世界の三大自動車生産国の一つである我が国は、過去の成功体験を捨てて脱炭素時代のクルマで新たな地位を獲得できるのか。現時点での識者の論考を、「経済教室」からまとめました。

上海モーターショーのテスラのブースに展示された電気自動車(EV)に見入る人々=ロイター

「脱炭素を目指すのなら、電気自動車が最適解に」

技術的な観点から言えば、自動車の未来は電気自動車、ハイブリッド、水素燃料による燃料電池車など様々な選択があります。用途によって何が適しているかも議論があるでしょう。日本メーカーの強みが最大限に発揮されたのが自動車である、という資産もあります。しかし脱炭素社会を目指すのであれば、電気自動車(EV)への絞り込みが最善であると説くのは、学習院大学の柴田友厚教授です。

無線給電の電気自動車などの技術開発は各所で進んでいる(北九州市で開かれた展示会)

「車に燃料を積む必要はない」

燃料がガソリンか、電気か、水素かという問題ではない。そもそも車に燃料を積む必要があるのだろうか、という観点から「走行中給電」の可能性を説くのが、東京大学の堀洋一教授です。クルマはモーター駆動となり、電車のように外部から給電すればよいという発想です。道路を給電インフラとすることで、クルマの自由度は圧倒的に増すことになるでしょう。

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