誰が中国を養うのか 揺れる穀物相場に新たな波乱も
編集委員 吉田忠則
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ウクライナ危機をきっかけに、食料問題が世界を揺るがしている。最大の焦点はウクライナからの穀物輸出を阻むロシアの黒海封鎖の行方だが、その背景で静かに浮上しつつある新たな波乱要因がある。中国の動向だ。
ロシアのウクライナ侵攻で穀物相場が急騰し、中東や北アフリカなど両国からの穀物輸入に頼っている国の一部が飢餓のリスクに陥っている。ウクライナの穀物輸出の主要なルートである黒海の封鎖が原因の一つで、国連の...
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