中国、ロシアを見捨てられず 隣国の凶暴な行動警戒も
本社コメンテーター 秋田浩之
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ロシアはウクライナ東・南部4州を強引に併合しようとするなど、暴挙を重ねている。こうしたなか、中国がロシアと距離を置き始めたとの観測が広がっている。
根拠のひとつが9月15日、ウズベキスタンで開かれた中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とロシアのプーチン大統領の会談だ。冒頭、プーチン氏が「(ウクライナ問題で)中国の疑問や懸念を理解している」と語ったことから、中国がロシアに不安を伝えていたことが明...
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長年、外交・安全保障を取材してきた。東京を拠点に北京とワシントンの駐在経験も。国際情勢の分析、論評コラムなどで2018年度ボーン・上田記念国際記者賞。著書に「暗流 米中日外交三国志」「乱流 米中日安全保障三国志」。