地域・事業者・国の連携カギ 地方鉄道の未来 - 日本経済新聞
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地域・事業者・国の連携カギ 地方鉄道の未来

加藤博和・名古屋大学教授

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ポイント
○大赤字線区を協議対象とし即廃線でない
○そもそも鉄道として維持すべきか吟味を
○真に地域に役立つ公共交通の観点が重要

「住民こぞって一人でも多く、一回でも多く利用。収入増加のほかなし。百回の陳情より一回の利用。昭和四十二年盛夏」

このフレーズは、岐阜県の長良川鉄道郡上八幡駅に以前あった掲示に書かれていたものだ。55年たってもゆるぎない事実である。

◇   ◇

利用が特に少ないJRのローカル線...

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