この記事は会員限定です最低賃金上げの継続、ハードル高く 生産性向上は正念場
編集委員 水野 裕司
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都道府県ごとに国が定める最低賃金の2022年度の上げ幅について、厚生労働省の審議会は全国平均で1時間あたり31円を目安とすることを決めた。21年度の28円をさらに上回る過去最大の伸びとなり、影響の大きい中小企業は生産性向上が正念場だ。政府はその効果的な後押しができるかが問われる。引き上げ額の論理的な導き出し方を練ることも、持続的な最低賃金の上昇に欠かせない。
24年度1000円超へ道筋
各都道...
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