1億総株主化へ3つの条件 始まるNISA・イデコ大改革
編集委員 田村 正之
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「インベスト・イン・キシダ」の掛け声とともに年内の取りまとめを目指し資産所得倍増プランが動き出した。少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の抜本改革が柱。いわば「1億総株主化」を目指す政策だが、効果を高めるには、3つの条件がある。
経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2022で示された「貯蓄から投資」のための「資産所得倍増プラン」の概要
日本の個人金融資産2000兆円を生かした投資による資産所得倍増を目指し、NISAの抜本的拡充、高齢者に向けたiDeCo制度の改革、預貯金を資産運用に誘導する新たな仕組みの創設に向け、2022年末に総合的な「資産所得倍増プラン」を策定する。家計の安定的な資産形成に向け、金融リテラシーの向上に取り組み、より適切に金融商品を選択できるよう、将来の受給可能な年金額などの見える化、デジタルによる情報提供の充実、金融商品取引業者などによる適切な助言や勧誘、説明を促す制度整備をはかる。...
日本の個人金融資産2000兆円を生かした投資による資産所得倍増を目指し、NISAの抜本的拡充、高齢者に向けたiDeCo制度の改革、預貯金を資産運用に誘導する新たな仕組みの創設に向け、2022年末に総合的な「資産所得倍増プラン」を策定する。家計の安定的な資産形成に向け、金融リテラシーの向上に取り組み、より適切に金融商品を選択できるよう、将来の受給可能な年金額などの見える化、デジタルによる情報提供の充実、金融商品取引業者などによる適切な助言や勧誘、説明を促す制度整備をはかる。...
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