ロシア暴走、中国の誤算 「全面侵攻ない」と油断
本社コメンテーター 秋田浩之
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ウクライナに侵攻したロシア軍は首都キエフに迫り、戦争は重大な局面を迎えている。
この暴挙を止められなかった西側諸国が外交・安全保障上、こうむる影響は計り知れない。
しかし、ロシアと結束を深め、準同盟の仲を誇ってきた中国も、決して無傷ではない。プーチン大統領との連帯は、習近平(シー・ジンピン)国家主席を苦しめる重荷になる。
侵略リスク、米機密情報を真に受けず
昨年秋以降、ロシア軍がウクライナ国境に...
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長年、外交・安全保障を取材してきた。東京を拠点とし、北京とワシントンの駐在経験も。北京では鄧小平氏死去、ワシントンではイラク戦争などに遭遇した。著書に「暗流 米中日外交三国志」「乱流 米中日安全保障三国志」。