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円城寺次郎記念賞 仲田泰祐氏・高橋悟氏が受賞

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日本経済新聞社と日本経済研究センターは29日、「第6回円城寺次郎記念賞」の表彰式を日本経済新聞社東京本社で開いた。同賞は気鋭の経済学者やエコノミストを表彰するのが目的で3年に1度実施、今回は仲田泰祐東京大学准教授と高橋悟シンガポール国立大学教授が受賞した。式では長谷部剛日本経済新聞社社長が仲田氏と、高橋氏の代理人に賞状と記念品を手渡した。

仲田氏は米連邦準備理事会(FRB)のエコノミストとして活躍し、新型コロナウイルスの影響試算でも知られる。表彰式では「一般の人々や政策現場にも価値を感じてもらえる研究に励みたい」と述べた。

高橋氏はゲーム理論で世界をリードする研究者として評価されている。代理で出席した母の智津子さんは「(ゲーム理論は)日本人の貢献が華々しい分野でもある。伝統を絶やすことなく次の世代につなげたい」とのコメントを代読した。

仲田氏も高橋氏も海外を拠点に長く活動している。審査委員長の藤田昌久京都大学名誉教授は「今後も海外との頭脳交流を盛んにし、世界の経済学の発展をけん引してほしい」と若手研究者にエールを送った。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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