冷戦の霧、アジアを覆う ロシアの侵略で安保地図一変
本社コメンテーター 秋田浩之
[有料会員限定]
2月24日にロシアがウクライナ侵略を始めてから、1カ月あまりがすぎた。第2次世界大戦後、国際社会はかつてないほど危ない局面を迎えた。
世界は今、2つの戦争に直面している。第1はロシアによる残忍な侵略と、それに立ち向かうウクライナの戦争だ。
第2は、にわかに復活したロシアと西側諸国による冷戦である。北大西洋条約機構(NATO)とロシアの勢力がぶつかる東欧では、新たな戦争の恐れもある。
ウクライナ停戦後も対立終わらず
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

長年、外交・安全保障を取材してきた。東京を拠点とし、北京とワシントンの駐在経験も。北京では鄧小平氏死去、ワシントンではイラク戦争などに遭遇した。著書に「暗流 米中日外交三国志」「乱流 米中日安全保障三国志」。