/

この記事は会員限定です

衰退する日本の中間層(9) 社会の変化に対応した支援策

駒沢大学准教授 田中聡一郎

[有料会員限定]

日本の中間層の経済的安定性が揺らいでいます。実質賃金が伸び悩む一方で、社会保険料、住宅・教育コストの圧迫で、生活が苦しいと考える世帯が増えています。その生活防衛の帰結が、統計開始以来最少の出生数という少子化なのではないでしょうか。

最後に中間層の支援策を考察します。国際比較で見たように、共働きでない中間層の夫婦世帯は減り、夫婦のどちらかが高スキル職種でないと、低所得となる可能性が高まりました。...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り628文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

やさしい経済学

ニュースなどで注目される経済学の最新トレンドを、気鋭の学者や有識者がわかりやすく解説します。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません