経済の長期停滞とデフレ(7) 金融政策の効果と限界 - 日本経済新聞
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経済の長期停滞とデフレ(7) 金融政策の効果と限界

早稲田大学教授 上田晃三

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日本経済のデフレ・長期停滞に関連して、今回は金融政策について概観します。政策金利引き下げといった金融緩和は、消費や設備投資などの需要を増加させる効果が期待されます。複数均衡の回でみたように、大規模な金融緩和はデフレ均衡からの脱却をもたらすかもしれません。

デフレ・長期停滞の中にあって、日銀はほぼ一貫して金融緩和政策をとってきました。短期金利は1991年に約8%でしたが、95年には約0.5%にまで...

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