サウジ・イラン正常化 なぜ米中の影響力が変化したか
客員編集委員 脇祐三
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サウジアラビアとイランの関係正常化は、中東地域の緊張緩和につながる。だが、中国が仲介し、北京で合意文書に署名したことは、米国の影響力低下を如実に示す。中東で米中の影響力のバランスが変化した理由の一つは、両国のサウジに対するアプローチの仕方の違いである。
米国の「二元論」に違和感
ロシアがウクライナ侵攻を始めた後、世界の多極化が進んだ。「グローバルサウス」と総称されるようになった新興国・発展途
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