/

安倍理津子、50周年の新曲で「自分の殻を破る」

歌手の安倍理津子(72)がデビュー50周年の記念曲「願い」を発表した。1970年8月発売のデビュー曲「愛のきずな」の大ヒットで知られ、本来は2020年が節目だったが、コロナ禍の影響で「改めて21年を50周年記念イヤーに位置づけました。心機一転の新曲で自分の殻を打ち破りたいんです」と語る。

「作家陣には思い切って若手を起用しました」。従来の歌謡曲畑の作家ではなく、作詞はシャンソンやカンツォーネ、ミュージカル界などで活動する歌手の三戸亜耶、作曲と編曲はシャンソンやジャズ、ポップス界で幅広く活躍しているピアニストの大貫祐一郎に依頼した。「歌はメッセージ。コロナ禍で落ち込んでいる人々を勇気づけ、元気づけるメッセージ性の強い歌を若い作家に作ってほしかった」と明かす。

歯を食いしばって生きる人々に向けた歌詞に、都会的なシティポップの色合いもある曲がついた。「作家のお二人は30代と40代で、デビュー当時の私を知らない世代。若い感覚で新曲を書いていただくのは不安もありましたが、私の声で歌うと、結局は歌謡曲の味わいになるんですね。演歌ではなく、あくまでも歌謡曲です。それが私の持ち味だと思います」と語る。

「願い」のカップリングには10年ほど前からコンサートで何度もカバーしてきた中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」、デビュー20周年の記念アルバムで恩師の作曲家、鈴木淳とデュエットした「接吻~くちづけ~」を収録した。「50年の歴史を重ねてきた安倍理津子の様々な側面を1枚のCDで味わってもらえると思います」

本名は熊木律子。デビュー当時の芸名は安倍律子だったが、理津子、律子、里葎子と改名を繰り返し、20年3月から一度名乗ったことのある「理津子」に戻している。4度目の改名を決意したのは「なかなかヒットに恵まれなかったからです。この名前で心機一転、あと10年は現役で歌いますよ」と力を込めた。

(吉田俊宏)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン