中国の一撃、米国の中東回帰促す デーブ・シャルマ氏
元駐イスラエル豪州大使
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イランとサウジアラビアの外交正常化を中国が仲介したことは予期せぬ一撃であり、中東に新しい権力秩序をもたらした。
米国は10年以上、中東における安全保障と外交の負担を減らしてきた。中国と競争するため、アジアにより多くの資源を集中するためだ。今回、中国が中東で存在感を高めたことで、米国のアジア重視政策は複雑になる。
サウジとイランの外交正常化は双方にとって百八十度の方針転換だ。中東における主導権争い...
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