プーチン大統領、ネオナチ批判の重いツケ 侵攻3カ月
編集委員 池田元博
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ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始して3カ月。プーチン大統領は侵攻理由のひとつに、ナチズムとの闘いを掲げる。ウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ政権」と非難。第2次世界大戦で当時のソ連がヒトラー率いるナチス・ドイツに勝利した歴史と重ね合わせ、ロシア国民の愛国心をあおって侵攻を正当化しようとしている。だが、こうした戦術が奏功しているとは言い難い。
「唯一の正しい決定」
「ナチズムを倒した人...

ウクライナ侵攻を決めたプーチン氏。米情報機関による分析、専門家・編集委員らによる解説記事をまとめています。最新情報も随時公開していきます。