「インフレ短命説」の盲点 消費者・企業の変化に注意を
編集委員 清水功哉
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4月の消費者物価上昇率がついに日銀目標の2%を超えた。総合が2.5%、生鮮食品を除くコアが2.1%である。消費増税という特殊要因で物価が大きく押し上げられた2014年度を除けば、「2%超」は異次元金融緩和が始まった13年度以降で初だ。
日銀、金融政策の修正は時期尚早
もっとも、エネルギーや原材料の価格上昇を背景としたコストプッシュ型の物価高であり、持続性は乏しいと日銀や多くの民間エコノミストは判...
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