10増10減が生む政変の芽 岸田政権の屋台骨揺るがす
編集委員 大石 格
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衆院の選挙区の1票の格差を是正するための新しい区割り案が発表された。人口が増えた地域に新しい選挙区を10カ所つくり、過疎地で10カ所削減する「10増10減」である。自民党内には、地盤である地方の議席が減ることへの異論が根強く、この案がすんなり実現するかどうかはなお不透明である。岸田文雄首相の足元を揺さぶり、政変を生む要因になりかねない。
本格攻防は参院選のあと
衆院選挙区画定審議会(区割り審)が...
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