政府・日銀共同声明の風雪10年 独立性と連携のはざまで
編集委員 清水 真人
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岸田文雄内閣は新日銀総裁に植田和男を任命する。この人事に同意した国会の所信聴取でも論争となったのが、2%の物価目標を明記した2013年の政府・日銀共同声明だ。植田は直ちに見直す必要はないと表明し、岸田も歩調を合わせる。日銀の「独立性」と政府との「政策連携」のはざまで10年を超えて生き残るかもしれない。
見直しは「パンドラの箱」開ける?
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