公務員制度改革の忘れもの 基本法5条と政官の仕切り線
編集委員 清水 真人
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霞が関の官僚組織に働き方改革の掛け声が響く。深夜・未明までの国会待機の改善。デジタル改革による業務の効率化。これらは当然の方向性だが、官僚を疲弊させる最大の要因はほかにある。それは政と官がべったりと密着して政策決定を進める積年の構造そのものだ。平成期に進められた公務員制度改革の忘れもの、ともいえる。
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