感性野球の侍ジャパン くせ者たちの「アドリブ」期待
編集委員 篠山正幸
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大舞台でも感性の野球を貫くのみ――。データ偏重に陥らず、選手の嗅覚を生かして好成績を残してきた日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(48)は、東京五輪でも型にはまらない采配で勝負をかける。
小久保裕紀前監督のあとをうけ、2017年に日本代表監督に就任した稲葉氏は当初から、選手選考から用兵まで、感覚を生かす方針を明かしていた。「シーズンの数字というよりも国際大会向きというか、当然数字も大事だが、く...

プロ野球やアマチュア野球、ソフトボールなどの球技で日々奮闘する選手やスタッフたちの姿を描くコラム「勝負はこれから」。日本経済新聞の篠山正幸編集委員が担当します。