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マンガ家 里中満智子(10)光明

ラブコメなどヒット連発 描きたい企画が通るように

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私が十代の新人マンガ家だったころ、少女雑誌に女性編集者はほとんどいなかった。新作のプロットやネームなどを見せて、意見をもらう相手は、当時の私にとって、オジサンのような年上の男性ばかりだった。

「ここはもうちょっと派手にして」「このサブキャラはもっと意地悪な方がいいよ」など、何を言われても「はい! 頑張ります」と返すしかない。けれどすべての要求に応えようとすると、漫画のどこかに矛盾が起きるのだった...

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里中満智子

マンガ家の里中満智子さんは高校生時代に鮮烈なデビューを飾って以来、第一線で活躍し続けています。団塊世代に生まれ、厳しい母親からは「試験で一問でも間違えたら集めた漫画を捨てる」と言われながらも反対を乗り越えてプロの道に。「アリエスの乙女たち」「天上の虹」といったヒット作を生み、あまりに多忙な日々を送る中で、様々な苦悩や子宮頸(けい)がんなどの病気とも向き合ってきました。手塚治虫や石ノ森章太郎ら巨匠たちとの交流は日本のマンガ史そのものともいえる興味深いエピソードばかり。現在は日本漫画家協会理事長を務め、奮闘を続ける里中さん。日本の漫画が「クール・ジャパン」として世界的な評価を受けるはるか前史から、大きく広がるマンガ界の未来までを展望する読みどころたっぷりの連載です。

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