「戦争を止めたら内乱に」 「昭和天皇拝謁記」を読む
編集委員 井上亮
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戦後の初代宮内庁長官を務めた田島道治が昭和天皇との対話を克明に記録した「昭和天皇拝謁記」(岩波書店)の最終第7巻が5月以降に刊行される予定だ。6、7巻は田島の日記と関連資料集なので、「拝謁記」自体はすべて刊行されている。
拝謁記の記録は田島の就任2年目の1949(昭和24)年2月から退任する53(同28)年12月まで。連合国による占領と独立した「新生日本」がスタートを切る時期であるとともに、戦後...
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