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一億総株主へ円安の試練 「マージン競争」企業後手に

本社コメンテーター 梶原誠

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世界的な株安に巻き込まれた日本の株式市場にとって、「貯蓄から投資へ」という機運は救いだ。岸田文雄首相が、7月の参院選を前に打ち出した「新しい資本主義」の柱の一つに据えた。2千兆円の個人マネーに投資リスクを担ってもらい、企業はそのお金を使って成長する。「一億総株主」とも言われる政策だ。

ところが市場には、せっかくの構想に冷や水を浴びせるシナリオがくすぶる。個人マネーは日本を素通りして外国への投資に...

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梶原 誠

東京、ニューヨーク、ソウル、香港を拠点に市場を通して世界を見てきた。アジア通貨危機、日本の金融危機、リーマン危機も取材。編集委員、論説委員、英文コラムニストを経て2017年2月より現職。市場に映る全てを追う。

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