賃上げ継続へ3つの提言 個別化・成長志向をもっと
編集委員 水野裕司
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ウクライナ危機が世界経済の逆風となるなか、主要製造業の春季労使交渉は16日、企業から積極的な賃上げ回答が相次いだ。新型コロナウイルス禍前の伸びを回復し、賃上げの失速を防いだかたちだが、求められるのは持続的かつ安定的な賃金上昇につなげていくことだ。その障害となっている慣行や制度の改革はもはや先送りできない。3つ、提言する。
電機や自動車業界では毎月の基本給を引き上げるベースアップ(ベア)で労働組合...
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