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落語界、スター候補続々 2協会で6人が真打ち昇進披露

東京の落語界の春の恒例行事である真打ち昇進披露興行が始まった。まずは落語協会が30日までの鈴本演芸場(東京・台東)3月下席を皮切りに、5月下旬まで都内5カ所の寄席で開催する。今回は三遊亭律歌(りっか)、蝶花楼桃花(ちょうかろう・ももか)、柳家風柳(ふうりゅう)、林家はな平の4人の真打ち披露興行となる。昇進前のニツ目までは、桃花は春風亭ぴっかり☆、律歌は三遊亭美るく、風柳は鈴々舎八ゑ馬を名のっていた。今回の昇進は女性と男性、各2人となる。

一方、落語芸術協会では春風亭柳雀(りゅうじゃく)と春風亭昇也(しょうや)の2人が真打ちに昇進する。同協会からは近年、柳亭小痴楽、神田伯山、テレビ番組「笑点」のメンバーに入った桂宮治ら、多くの売れっ子が出ている。同協会所属の二ツ目が2010年代に成金(なりきん)」と題した公演を毎週金曜に開き、そこから続々とスターが出たわけだが、柳雀ニツ目までは柳若)と昇也もこのメンバーだった。2人の昇進で「成金」出身者が全員、真打ちになった。

柳雀は芸協の春風亭昇太会長と同じ東海大学落語研究部の出身で、しばらく会社勤めをしてから瀧川鯉昇に入門したため既に50歳の遅咲きだ洋楽が好きで、古典落語の『お菊の皿』にフレディ・マーキュリーらのロックスターが登場するネタなどもできる」という。一方の昇也は、漫才師から転身して昇太に入門した。「(成金の仲間である)伯山さんや宮治さんはパワープレーで押していくタイプなので、自分は逆に軽さを出していきたい」と昇也は話す。2人の披露興行は5月1~10日の新宿末広亭で始まり、7月中旬まで都内の6カ所の寄席で続く予定だ。

芸協の昇太会長は「柳雀さんのことは大学時代から知っていて、いつかこの世界に来る人だと思っていた。昇也も、漫才をやっていたので笑いのコツは既につかんでいる」と、二人の実力に太鼓判を押す。

(瀬崎久見子)

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