ロヒンギャ危機5年、深まる閉塞感 日本など打開の必要
編集委員 飯野克彦
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ミャンマー西部のラカイン州に暮らす少数民族70万人以上が、軍の迫害を恐れて隣国バングラデシュに避難したロヒンギャ危機から、5年が経った。難民たちの故郷への帰還は進まず、むしろ国際情勢と国内情勢の両面で逆風が強まっている。日本を含む国際社会は支援を強め、覚悟を新たにする必要がある。
2022年に必要な資金は2億8500万ドル(約410億円)なのに、これまでに調達できたのは42%――。国連難民高等弁...
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