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米「ミスター危機」の登板 昭和の企業風土で戦えるか

本社コメンテーター 梶原誠

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今週、世界がどれだけ危うい構図にさらされているかを実感した市場関係者は多いだろう。

まず新興国不安だ。年50%のインフレに苦しむアルゼンチンでは、14日の議会選で与党連合が議席を減らしたもようだ。通貨ペソは政策が不透明になる展開を織り込んで選挙前から下げており、経済の結びつきが強いブラジルなどの南米諸国は警戒している。

もう一つは米中関係の緊張だ。16日の米中首脳会談は、関係改善を目指した割に原則...

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梶原 誠

東京、ニューヨーク、ソウル、香港を拠点に市場を通して世界を見てきた。アジア通貨危機、日本の金融危機、リーマン危機も取材。編集委員、論説委員、英文コラムニストを経て2017年2月より現職。市場に映る全てを追う。

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