大阪・四天王寺の再建伽藍が「還暦」に 戦災復興の象徴
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大阪市の四天王寺は6世紀に聖徳太子が創建し、貴族から庶民まで幅広い信仰を集めてきた。現在の中心伽藍(がらん)は、1945年に米軍の空襲で全焼した後に6年がかりで再建され、63年に落慶した。戦災から復興し文化を継承しようと人々が力を合わせた証しである堂塔は今年、60年の還暦を迎える。
真新しい金堂と五重塔をたくさんのアドバルーンが取り囲む。日本経済新聞の写真アーカイブには61年3月に執り行われた四...
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