ユニコーン思考の賞味期限 拙速な成長シナリオ通じず - 日本経済新聞
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ユニコーン思考の賞味期限 拙速な成長シナリオ通じず

本社コメンテーター 村山恵一

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失敗を恐れず果敢に挑戦できるよう、スタートアップ育成5カ年計画を着実に実行する――。岸田文雄首相が年頭会見で述べた通り、政府は起業支援に意欲的だ。

日本を活気づける新興企業の重要性に異論はない。だが議論がユニコーン(価値10億ドル以上の未上場企業)に偏るのは気になる。目標に掲げた「100社創出」は時代の趨勢とズレていないか。

ユニコーンを追う発想や姿勢は「反省期」に入ったと感じる。

獲得合戦が生んだ「惨事」

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村山 恵一

IT(情報技術)、スタートアップをカバーする。シリコンバレー駐在時には、iPhone投入で絶頂期を迎えたジョブズ氏率いるアップルを取材した。編集委員、論説委員を経て2017年2月より現職。近著に「STARTUP 起業家のリアル」。

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