9月末予想、1位は植木さんと上原さん
円・ドルダービー
読者が9月末の為替相場の予想を競った第222ラウンドの円・ドルダービーは、新潟市の植木拓也さん(41)と愛知県刈谷市の上原すみれさん(11)が首位に立った。次点は三重県伊賀市の浦東道真さん(9)。トップ3位のうち2人は小学生だった。

公務員の植木さんは数年前に投資を始め、相場観を養うために応募した。日米の金利差拡大を手掛かりに予想し見事首位に立った。夜の家事を終えて一息つく時間に資産運用の記事を読むのが楽しみといい、副賞の図書カードを使い「株や投資の本で勉強したい」と話していた。
小学6年生の上原さんは2021年からダービーに参加。母の純子さんが「世の中の動きに興味を持ってほしい」と誘ったのがきっかけだ。いまでは小学1年生の妹も加わり、母娘3人で為替相場のチャート表を見ながら自由に予想しているという。
3位の浦東さんは小学4年生。夏休みの期間に母の陽子さんが為替相場の概要を教え、対話しながら予想値を決めた。道真さんは入賞を喜んでおり、「次はいつ?」と今後の応募にも意気込みを見せているそうだ。
次回は12月末の予想を募る。プロ部門1位のJFXの小林芳彦社長は今後の政府・日銀の円買い介入の時期と頻度に注目する。小林氏は「タイミングを見て何度か円買い介入するのでは」として、心理的節目である150円より大幅な円安にはなりにくいと読む。
米国株の下落にも注意が必要だ。小林氏は「米国株がこのまま下がり続ければ、リスクオフで円が買われる可能性がある」と話す。11月の米中間選挙でも与党が議席を減らせばドル安の材料になるとして、12月末までの円ドル相場は「もみ合いながらも142円50銭に落ち着く」と予想した。
次回の日経平均ダービーの予想締め切りは11月30日24時です。12月30日の日経平均株価終値の予想を募集します。応募には本人の日経IDが必要です。また1人1予想に限り、複数応募や必要事項の記入漏れは失格になることがあります。
★ここから応募できます。
入賞者には図書カードを進呈。1位は3万円、2位は2万円、3位は1万円、4位以下の入賞者には5000円です。ピタリ賞もあります。
次回の円・ドルダービーの予想締め切りは11月30日24時です。12月30日の東京外為市場の円・ドル相場(午後5時の終値、値幅の左側の数字)の予想を募集します。応募には本人の日経IDが必要です。また1人1予想に限り、複数応募や必要事項の記入漏れは失格になることがあります。
★ここから応募できます。
入賞者には図書カードを進呈。1位は3万円、2位は2万円、3位は1万円、4位以下の入賞者には5000円です。ピタリ賞もあります。
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