次世代加速器、日本停滞で中国先行も 科学も経済安保を
編集委員 小玉祥司
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先端科学技術の粋を集め、新しい物理理論への突破口を開くと期待される次世代加速器の建設を巡り、欧米から日本への厳しい視線が強まっている。日米欧中心の国際共同計画で日本が決断を先延ばしにする中、中国が独自計画で先行する可能性が高まっているからだ。半導体製造などに応用でき、後れを取れば先端産業でも後じんを拝しかねない。経済安全保障の観点からも、欧米と足並みをそろえた取り組みが求められる。
先端技術の「ゆりかご」
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