中南米で「ピンクの潮流」再び 米国外交の懸念材料に
Global Economics Trends 編集委員 飯野克彦
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コロンビアで8月7日、左翼ゲリラ出身のグスタボ・ペトロ氏が大統領に就任する。中南米では2020年のボリビア、21年のペルー、22年3月のチリなどに続く左派政権の誕生で、米国の求心力は一段と低下する。かつて「新自由主義の優等生」と形容されたチリを含め、新自由主義からの離反も鮮明になる。
新政権とベネズエラを巡る政策調整が難題
コロンビアは中南米でも最も強固な親米保守の国として知られてきた。22年...
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